「あんたって無愛想だよね。 
もう少し笑ったりとか出来ないの?」

  



「ねぇ~何で?今笑うところじゃなくない?
あんたさ笑えないんじゃないの?どーしてここで笑うかなぁ…少しぐらい空気読めって!!一匹狼の無愛想女」








中学二年生の夏
私は笑うことを忘れた。
理由は初恋の失恋。
自分でも驚く程ショックを受けた

自分だけカレに尽くしていて
あっけなくふられ
私はどうにもできなかった
笑える話でしょ?。
ただの、遊び相手だった私
考えるだけで笑えるよ。

当たり前のように
笑えなくなったのはこの次の日だ。





それから月日がたち
中学三年生のなりはじめ

私は孤立していた。
周りからは

無愛想女
一匹狼ちゃん

などとあだ名をつけられていた。