ママの言葉が胸に突き刺さった。。 『なりたいの。どうしてもなりたい』 あたしの心が見透かされないよう必死だった気がする。 はぁ…っと深いため息をついたママ。 『やりたいことがあるのはいいことなのよ。・・でも彩羅の気持ちママには伝わってこないわ。』 『ママは反対よ』 そう言うと止めていた箸をまた動かし始めた。 『どうして反対なのよ!!』 『高校だって、ママの望んだ高校へ行ったじゃん!今度は夢も捨てろ!って言うの?!』 あたしは 溢れででくる感情を抑えること出来なかった。