「千尋くん、こんにちは」
「こんにちは」
別に久しぶりでもないし、ましてや朝会ったばっかりだからね。
「夜ご飯は今まで以上に腕を振るうわよ!」
母さんもスイッチが入ったようで、
再びキッチンへ向かった。
「尋くんも、元気そうで何よりだわ」
「真里もな」
そう言えば、この3人は同級生なんだっけ?
いつも真里さん、母さん、父さんともう1人の男の人の4人でいたって聞いてた。
もう1人の男の人っていうのは、きっと真里さんの旦那さん…すずのお父さんにあたるんじゃないかと思ってる。
いつか……しっかりと聞きたいって思ってるけど…。
「千尋、聞きたいことは聞きなさい。
これから長い付き合いになるんだ」
「うふふ、そうよ~千尋くん。」
2人は俺が何を聞きたいのか分かっているようで、優しい笑顔でそういった。


