「ただいま」 小声で言ったはずなのに、すずは起きた。 「…千尋!おかえり〜!」 「待っててくれてありがとう」 俺はそう言って、ぎゅっと抱きしめたあと すずの唇に自分の唇を重ねた。 でも、朝からずっと眠いと連呼してたすずは、 睡魔に負けてまた寝てしまった。 お姫様抱っこで一緒の寝室に運んで、 おでこにそっとキスをしたあと、俺はすずが作ってくれたご飯を食べた。