時間が経つのは早くて、
あっという間に3年に進級した俺ら。




嬉しいことに、5人とも同じクラスになれた。




そしてすずは、4月とはいえど猛勉強を始めた。
理由は…先月に俺の実家に行った時のこと。




―――――……




「千花〜、尋くーん?」




今日は俺と、すずと、真里さんの3人で俺の実家へ向かった。




俺とすずは未だになんで呼ばれたのか分かってない状態。




真里さんの声を聞きつけた母さんが、笑顔でいらっしゃい!おかえりなさい!と言った。




そのあと、中に入るとどうやら大事な話らしい。

父さんや真尋や姉さんまでもが集まってた。