「いっとくけど俺も…
他の男より力あるよ?」
とクスッと笑う
やばい…
という信号がなる
首筋に顔を埋めた
「ちょ、鈴風先輩…ッ」
痛みを感じる…か、噛まれた!?
どんなに抵抗してもピクリとも動かない
なんでこんなに力強いのよっ…
鈴風先輩が服のなかに手を入れようとしたとき
ピタッと動きが止まった
「…怖い思いさせてごめん。」
と凄く切ない顔をして部屋を出ていった
「あ、あれ…?」
あたし泣いてる?
なんで…
怖かったの?……うん、怖かったけどそれに寂しかった
こんなときでも剛雷は来てくれないって…


