まみside
「ねぇかずちゃん…?」
「なんだ?」
いつものかわいい八重歯を見せてこっちを見る。
「子供が欲しい…」
「えっ?…」
今までにないくらいに目を開いてる…。
「やっぱだめかな…?」
一拍おいてかずちゃんは言った。
「ごめん…まみ…。」
前に言ってた。子供は絶対に作らないって。でも…
わたしは子供が欲しいの。
「なら、私、死ぬ。」
「お、おいっ!何言ってんだ!?!?!?」
「かずちゃんと一つになれないなら生きる意味ないもん。」
かずちゃんは深く下を向いて動かない。
「うん…」
そして、私の服に手を入れてきた。
よっしゃ…落とした
「ふぅ……ぁあぁん……ぃぁあ…か…かずちゃ…ぁんぁ…」
おもったよりもかずちゃんは激しくて驚いた。
私たちはこの夜、はじめて一つになった。
