「……と……ユウト!!」 ハッとして前を向くとハルタの心配そうな顔がそこにあった。 「どうしたのさ。いきなり黙り混んじゃって。心配させないでよ!」 ハルタは怒りながらもどこかほっとした表情だ。それほどまでに俺は考え込んでしまっていたらしい。 「すまん。ちょっと考え事してたんだ。」 「いつもユウトはソレばっかだな!まあ、いいや!早く朝飯取りに行こーぜ!」