ハルタの目から急激に涙が消えていく。お前、さっきまでの泣きそうな顔はどうした。
「嬉しいよトーリ!ねぇ、ユウト聞いた!?トーリが『仲間だ』って!!ねぇ、 僕どうしよう嬉しいこれはもう「黙れ」ゴフゥっ!!」
喜びのあまりテンションがおかしくなったハルタの鳩尾に一発浴びせてから、ようやく朝飯に向かう。今の騒ぎのせいですっかり冷めてしまった。どうしてくれる。
「まぁ、いいか。いただきます」
「……俺も。……いただきます」
俺に倣って手を合わせたトーリに目を剥く。
「お前……まさか食べてなかったのか!?」
「ん?……あぁ。……皆で食べたかったからな」
「そ、そうか……。1人気を失って倒れてるけどいいのか」
「……かまわない。……ここにいる、という事実が大切なんだ。」
「まあ、お前が満足ならそれでいいんだが…。あ、これうまい。お前も早く食えよ」
「あぁ……。そうする」
