近くて遠い存在。










あたしたちは広い公園にやって来た。
遊具もあって、寝転がれる芝生もある。

あたしたちのお気に入りの場所。



「…わぁ。懐かしい〜!」

「久々だな、ここ来たの」

「…小学校以来だな」



あたしは芝生に寝転がった。
…はぁ、気持ちいい〜!

すると、2人とも寝転がった。
前にもこうやって、3人で寝転がりながらお喋りしたなぁ…



「…結奈」

「なに?」

「…なんか困ってるなら、俺らが助けてやるよ」

「…えっ?」

「俺らはずっとお前の味方だからな」

「晃、蒼…」



2人とも、真剣な眼差しであたしを見る。
…ありがとう、嬉しい。
昔も、泣き虫なあたしはいつも2人に助けてもらってたっけな。



「ありがとう」

「お前、お人好しだからな。俺らに気遣うなよ?」

「お前はもっと気遣えよ」

「うっせ!」

「ふふっ。うん、ありがとう」



あたしは、3人でいられるだけで幸せだよ。
だって、今最高に楽しいもん。
だから、心配しなくても大丈夫だよ?
それに、朝倉先輩のことはあたしの問題だから自分で解決する。

…よし!明日もう一度朝倉先輩のところに行ってみよう!