登校二日目になった駅を降り馴れない街並みを眺めながら俺は歩いていた登校時間とは貴重なものであり世の学年はこれからの予定など考え事をしている、この時間でさえ色々なことが起きているのである、恋が芽生えたり、今起床したやつだっていると思うそんな偶然と偶然が重なりこの学校生活は回っている、朝の静けさはもうすっかり無くなり今は部の勧誘やらで校門は賑わっている、
部活かあまりやりたいことがないので入る予定は特にない
「君囲碁部入らない?」
「あぁ結構です」
今は囲碁部なんてあるのか、ていうか軽く誘うなよ囲碁とか知らねぇぞ
できるのはオセロくらいだぞ、素人を無駄に勧誘するのはやめたほうがいいどうせ続かないし、大体断られるのが当たり前だ、
「あ、雨雪君おはよ~」
「あ、うっす」
晴日に下駄箱で軽く挨拶を交わし階段に向かう
「ねぇ雨雪君は部活なににするの?」
ナチュラルに俺の隣に来たぞ何こいつビッチなの?俺の事好きなの?
「まだ決めてないていうか多分入らない」
「じゃあ陸上部きてよ」
「いやいい、俺強くないし、いても迷惑だし」
そうだ俺がいてもなにもできないただの数合わせだとしてもだ、何数合わせってそんな理由部活入りたくねぇ
「そっか」
何で残念そうなんだよ俺は入らないからな少し空気が重い中クラスにつく