いちごドロップ

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時は過ぎ、現在は土曜日の朝。

今日は梨香のママの事務所に行く日。

一人で行くのはなんだか心細いなあ...

ベットから起きて
背伸びをした。

「んんーーーっ」





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自分の部屋を出て洗面所へ向かう。


「萌々恵〜!お母さんお仕事行ってくるからね!」


あ、
ママの声だ。

玄関から聞こえた。


「いつもありがとうね!いってらっしゃい!」

私は洗面所から顔を出して
少し大きめの声で言った。




ママは私が小さい頃、パパと離婚して
女手一つで私をここまで育ててくれた。

いつも忙しそうにパートを掛け持ちしていた。

でも、私が大きくなってからもそれは続いた。



〝お仕事、掛け持ちやめたら?〟

〝ずっと忙しい生活してたから、それが癖になっちゃってるのよ〟



ママにとって働く事は苦じゃないみたいなの。

でもそろそろ私も、助けてあげたいなあって思ってバイトを探していたんだ。