【番外編】 Sicario ~哀しみに囚われた殺人鬼達~

ベティの家へ帰えったが、特にする事も無く只呆然と椅子に座っていた。

突然ドアが開かれ誰かが家の中へ入り込んできた。
思わず身構えてしまったが、家へ滑るように入ってきたのはセルリアだった。

僕は椅子から降りると、セルリアの元へ行った。


「...何しているの?」


珍しく息の切れたセルリアがぼくを見上げる。


「ギフトの奴が...俺の、情報...撒いてやがった...。」

「...息切れが酷いね、どれくらい走ったのさ。」

「解んねぇ...ハァー...。何か知らねぇーけど殺し合おうぜとか、殺して下さいなんて言われてよ。
追われまくって...俺を何だと思ってんだ。」

「...死神、とか」

「おいおい冗談だろ。」


息が整ったセルリアは床に大の字になった。
無礼講にも程があるでしょ...。


「あ゙ぁ!!きっつ!」

「...五月蝿い。」


笑いながらセルリアは謝った。