どうしても君が好き



次の日、昨日の雨のせいか咳がひどかった。


席は近くても班は違うし、裕貴の事をまともに見れない。


授業なんて面倒くさいなぁ〜


「起立」


「おい、彩美。何やってんだよ。」

「ん!?なになに」

周りを見るとみんな立ってた。
あっ、授業終わったんだ。

私は何十分ぼーっとしていたんだろ。