祥太君がまだ起きて来ない。

朝ごはんが出来て、
お母さんが祥太君を呼びに行く。

皆が揃って朝ごはん。


その後ご主人様が明るく家を出る。

毎日見ててもやっぱり幸せそうな家族だ。

僕はこの家に来て幸せだ。



だけど僕の幸せはつかの間、

僕の右耳が折れてしまった。


それは祥太君が出窓の窓を開ける時に
手を伸ばしたら僕の身体に当たって、
倒れて右耳が折れてしまった。


・・・折れたのが右耳だけで良かった。
身体が真っ二つに割れたらどうしようと思ったよ。