スキが積もる

家から国際秀英高校まで
自転車で15分くらいだ。


あ、ついた。
私、何組だろう?

音楽科1年A組だぁ〜!!

みんな、グループできてるなぁ〜


私も声をかけなきゃ…

私の前の席の人に声をかけた。

「あのーー…」




ガタン。



「え??」



隣にいた椅子に座っていた男子が
音を立て立ち上がった。



なんだろう?



「えっと…どうかしました?」






「いや、なんでもない」


変な人。




すると、前の人が




「ねえねえ、きみ私に話しかけようとした?」




「はい。あのよかったら友達になってください。お願いします。」


頭をちょこんと下げると。




前の人が大笑いをしていた。




「あの、変なこといいました?」





すると、


「いや、変なことってか
今時、友達になってくださいなんて普通いう?」



小学生かってーの。と後から付け足す






途端に私の顔は真っ赤になっていった






そうだよね、普通言わないよね



ああ、恥ずかしい。




前の人が
「きみのこと気に入った。
私は華村雫。
きみは?」



あれ、これって主席番号順じゃないんだぁー


と思いながら


「私は相沢ひかり!
よろしくね」


おお〜よろしく〜と適当な返事が返ってきた。