「なつ〜!早くしないと颯人君来ちゃうわよ〜‼︎」 ヘアアイロンで寝癖を直している時、リビングから聞こえるままの声、 「わかってるよ〜‼︎」 最後に、髪の毛をくしで梳かしアイロンを片付けて慌ててリビングへ向かおうとした時、 タイミング良く鳴ったお迎えの合図。 ピーンポーン♪ 颯人君だ… 「はーい‼︎」 ガチャっと開けた扉の先には、私の大好きな笑顔があるんだ…