「足、大丈夫??」


教室に戻ると真っ先に駆け寄ってきてくれる舞花ちゃん。


「大丈夫!大丈夫!」

「なんか、良いことでもあったの?」


私ってわかりやすいのかな?


「え?

わかっちゃう??」


思いだしたら、また胸が高鳴って緩む頬を両手で抑えて、


「もう〜本当恋する乙女!って感じだね!

羨ましいなぁ…」


そっか!


私、恋してるんだ。


そう思ったら、余計意識しちゃって、



「私、ちゃんと恋出来るのかな…?」



ポロっとでた言葉は自分でもよくわからなくて、