「なあ、扇。君は今まで何人殺した？」

扇は少し戸惑った。

「っ初めて名前で呼んでくれましたね、、、。
ざっと500人程度でしょうか。」

多い、、、な。
それとも暗殺者の中では少ないのだろうか。

「はあっはあ、、実は、ずっと朝田を刺した感覚が忘れられないんだよ。っはぁ、、もう1度あの気持ちよさを感じたいんだ。」

勿論、嘘だ。

扇は目を見開き、かなり驚いた様子だった

「もう1度殺らせてくれないかな。頼む。
、、はあ、げほっ」

完全に頭がおかしくなったように必死で演じた。

どうだ、、弟よ。騙されてくれるか、、？