悪魔から絶対みんなを守ってみせる。

頬をつたう涙をぬぐって、くるりと向きを変え、その場から逃げようと、走った。

ジジジジジジッ

「逃げてもらっちゃ困りますね。」

扇はいつのまにか僕のすぐ後ろに来ていた。

スタンガンで感電させられた僕はそのままアスファルトの上に倒れた。




麻酔といいスタンガンといい、やり方が雑すぎるだろ・・・