案の定、父さんと、弟だった。

その瞬間怒りがまた込み上げてきた。

「お前らなんだろ、?流星をはめたのは。」

弟は、フンッと鼻で笑った。

「はめるなんて、人聞きが悪いですね。
俺たちはあなたの望みを叶えたんですよ?」

何言ってるんだ?

「そんなこと、望んでない!」

次は父さんが口を開いた。

「望んだだろう?どうかばれないように、と。だから、誰かのせいにしたかった。違うのか?


「たしかに、ばれたくないとは思った。
だけど誰かのせいにしたいなんて、思ってない!」