黒イセカイデ。

「父さん、この人は暗殺者として使えない気がするのですが。」

「ああ、こいつは昔からこうゆう奴だ。」

父さんは、怒りを抑えるため、近くにあった椅子に腰かけた。

弟は何やらパソコンを弄っている。

「あ、じゃあこれ、使いますね。」

これ?

「頼む。」

その瞬間、僕はヘルメットのようなものを被せられた。
取ろうとしたら、頭に強い痛みが走った。
体も動かない。でもすこし、心地よかった。


何も考えられない。
ヘルメットをかぶった後、頭がぼぅっとしていた。