黒イセカイデ。

「うう・・・。」

ここはどこだ?

薄暗い。

周りを見るとコンクリートの箱のような部屋で、窓はなく、電球がひとつ吊り下がっていた。

僕はソファの上に寝ているようだった。太い紐のようなもので足首と、胸のあたりを縛り付けられている。

そしてひどい頭痛がする。

「やっと目が覚めたか。」

「麻酔が効きすぎたみたいですね。」

間違いない。
この中年の男性は、夢に出てきた人。僕のお父さんだ。
でも隣の子供は誰だ?僕より年下じゃないか。