同じ空の下で

涼太の方が何十倍も何千倍も

辛くて苦しいはずなのに…。

いなくなっちゃえばいい。

こんな私…。

涼太を傷付けて何がいいの?

こんなに大好きな涼太を

私は苦しめてる。

両親の離婚のことだけでも

苦しいはずなのに、

私はもっと苦しめてるんだ…。

涙が溢れ出す。

「ごめ…ん…ね…。」

“涼太なんて大嫌い”。

そんなの私の本心じゃない。