「あらあら、ありがとう。美桜
そうね。タマゴが、オムライスになったのよね!
さぁ食べましょう」
ニコッと微笑んだ。
そうよ…気にしたらダメ!
無視よ…無視。
「おいちぃ…」
そう言いながら口いっぱいに頬張る。
あらあら、そんなに食べたら
「美桜。そんなにお口いっぱいに
食べたら苦しくなるわよ?
ゆっくり食べなさい」
そう言いながらお茶を飲ませた。
それを見ていたアイツが
「子リスみたいだな」と呟いた。
確かに。
だがハッとする。
いやいや子リスって失礼でしょ?
美桜は、気にする事なく夢中で
オムライスを食べていた。
チラッと見ると2人もオムライスを食べていた。
それは、それで不思議な光景だ。
似合ってないし…。
ジロッと見ていると秘書の笹野が私に気づいた。
「何ですか?」
「あ、味は、どうかなと思って…」
誤魔化すように言った。
「…美味しいですよ」
素っ気なく応える笹野って人。
ふ~ん。ちゃんと応えるんだ?



