「食べさせて欲しいのなら
俺が食べさせてやるが?」
はぁっ!?
あんたも何を言っているのよ?ってか
子供嫌いなんでしょ!?
「じゃあ、おじちゃんに食べしゃしぇてもらう」
ドキッパリと笑顔で言い切られた。
ガーン!!
美桜…ママを見捨てる気なの!?
結局。アイツと食べると聞かないため
あの男の隣に。
(うぅっ…何なの?この光景は!?)
美桜は、アイツに大人しく食べさせてもらっていた。
私がやると自分で食べたがるのに…。
「おいちぃ…」
上機嫌に食べているし
こう見ると親子っぽくも見えるし
何だか悔しい。
美桜まで盗る気ではないでしょうね!?
ムスッと睨みつけてるとニヤリと笑われた。
コイツ…ワザとだわ。
ムカつく。
「ってか、そろそろ仕事に行かなくてもいいわけ?」
「今日は、休みだ。
自宅で出来る仕事だけ持ち込んだ」
そう言ってきた。



