「おい、大丈夫か?」
アイツが私の異変に気づき触れようとする。
「……っ!!」
バシッと振り払った。
だが、息が出来ない。
苦しい…。
「お、おい。
落ち着いて深く息を吸え」
目の前がクラクラして意識が薄れていく。
目の前が真っ暗になる。
「おい、梨花!?」
アイツの声が…薄れていく。
「ふぇぇ~ん。ママ~」
遠くから美桜の泣き声が聞こえてきた。
うっすらと目を開けると
見知らぬ天井が映った。
「ココは…?」
「病院だ。ったく…過呼吸になっていたんだ。
慌てて救急車を呼んだだろーが」
アイツの姿が見える。
チラッと辺りを見ると
病院のベッドに寝かされていた。



