ザッと身体を洗いシャワーを浴びると
すぐにお風呂から出た。
リビングに戻ると美桜は、
アイツに抱っこされて飲み物を飲んでいた。
どうやら泣き止んだようだった。
「美桜…大丈夫?」
「今、落ち着いて凄い勢いで飲み出した。
あれだけ泣けば、そりゃあ喉も渇くだろうな」
やれやれとした表情でため息を吐いた。
「…そう」
取りあえず落ち着いたのなら良かったわ。
ホッと胸を撫で下ろした。
飲み終わった美桜は、
「ママ…お茶しゃん。
ちゅめたくておいちぃのよ」
いつもの口調で言ってきた。
良かった…。
元の美桜に戻ったわ。
「さて、お前が風呂に出た訳だし
俺らも風呂に入るか」
えっ!?
「ちょっと美桜は、やっと
泣き止んだのだから
無理に入れるなんて可哀相よ!?
今日は、やめさせた方が」
しかしアイツは、
「アホか。そのままにしたら
コイツは、一生お風呂や水に怖がって
入れ無くなるぞ!?
早い内に克服させてやらないとダメだ」



