「わ、私も捜すわ。
きっと私が急に居なくなったから…」
自分のせいだ!
母親なのに…。
子供から目を離すから
「お前は、落ち着け。とにかく
まだそう離れて居ないはずだ。捜すぞ」
アイツは、そう言うと周りを捜し始めた。
私も…ジッとしてなんか居られない。
「すみれ。あなたは、ココに居て
もしかしたら戻って来るかも知れないから」
「梨花。あんたは、大丈夫なんか?」
「大丈夫。お願いね!!」
それだけ言うとあの子達が行きそうな
場所を捜した。
跡を追ったのなら…あっちだわ!!
人が多過ぎて小さい子を捜すのも一苦労する。
万が一何か遭ったら…私どうしたらいいの!?
お願い…美桜、雷輝君。
無事で居て……。
辺りをキョロキョロと見渡していると遠くから
「おばちゃんや」
雷輝君の声が聞こえてきた。
パッとその方向を見ると
雷輝君と美桜の姿があった。
良かった…無事だったのね!?
美桜も私に気づいたのか
「ママ。ママ…」
半べそになり出した。



