「フフッ…温水プールだからね。
でも気持ちがいいでしょ?
さぁ、ママが支えてあげるからプールの中に
入りましょう」
そう言いまず私が先に入ってみせた。
と言っても浅いため私は、膝下ぐらいしかない。
美桜もキャッキャッと真似して入ってきた。
プールは、温水のため温かくて気持ちがいい。
座ろうとするが自分が
上着を羽織っている事に気づいた。
(あ、このまま入れないわね)
濡らしたらアイツに怒られそう。
仕方がない。
荷物と一緒に置きに行かなくては……。
「美桜。ママこの上着を置きに行きたいから
ちょっとだけ出ようか?」
「やぁ、美桜。まだ遊ぶのよ」
即答で拒否される。
う~ん。それは、困ったわね。
そうしたら、すみれが
「美桜ちゃんなら私が見てるから
行って来てもええで?」
そう言ってくれた。
「そう?それなら悪いけど
少しの間だけお願い。すぐ戻るから」
すみれに美桜をお願いする。
私は、慌てて敷物が置いてある場所に戻った。
上着を荷物に置き歩こうとすると
若い男性陣達に声をかけられる。
「ねぇねぇお姉さん。今1人?」



