ちょっと命令しないでよ。
まったく…。
呆れながら歩き出した。
何とか日陰で敷物を敷ける場所を探し
荷物をそこに置いた。
「お昼を食べたら泳ぐとしますか」
すみれがそう言ってきた。
「そうね。
まずお店で何かを買いましょう」
プール内は、持ち込み禁止だったため
お弁当を作って来れなかった。
お店がある場所に行くが、凄い人混みだった。
これは、買うまでに何分かかるのかしら?
「母ちゃん。遊びたい…」
すみれの息子・雷輝君が
つまんなそうに言ってきた。
無理もない。
この長い列を見ると並ぶのに嫌になってくるだろう。
「我慢しいや。
私だって早よ泳ぎたいねんから」
「え~」
「綾も遊びたい……」
彩美の娘・彩音ちゃんもそう言ってくる。
「美桜も~遊ぶのよ」
美桜まで…。
子供達がぐずり出して困ってしまう。
小さい子って並ぶのが嫌いなのよね。
どうしようかと思っていたら



