はぁっ!?
何を着てようが私の自由でしょ!!
そうしたら自分の上着を脱ぐと
私に羽織らせてくれた。
「……えっ?」
「これでも羽織っておけ。目障りだ」
そう言うと美桜を抱き上げて
背中を向けると歩き出してしまう。
「えっ?
ちょっと…!?」
慌てて呼び止めるが無視をされてしまった。
何なのよ?
意味が分からないし
上着を羽織るように言われるし
「もう…」
上着をギュッと握り締める。
フッとすみれ達を見るとニヤニヤと笑っていた。
「な、何よ!?」
「いや~何かいいものを見たなって思ってな」
「胸がキュンキュンしますよねぇ~こういうのって」
えっ?何が?
「おーい。早くしろ」
遠くでアイツが叫んでいた。



