「梨花。その姿で歩いたら
雇い主も慌てるで?」
「はぁっ?
何でアイツが慌てるのよ?」
意味が分からないため首を傾げた。
とりあえず着替え終わり
美桜を抱っこして中に入って行く。
凄い…。
さすがアミューズメント・プールと
宣伝していただけあって
広くいろんなプールがあった。
まるで何処かのリゾートかと
思わせるような豪華な作りだ。
「凄いわ~これは、来ただけあるってもんやな。
しかし、人も凄いわ」
すみれの言葉に私も同意する。
オープンして少し経っても満員。
更衣室でも並んだぐらいだったものね。
人気がでるのも頷けるけど
「皆と来れて幸せです。
そういえば、梨花さんのご主人様は、どちらに?」
だから彩美…ご主人様ではないって
確かにアイツは、何処に行ったのかしら?
キョロキョロと辺りを見渡すと美桜が
「ママ。おじちゃんあっち。
あっちに居るのよ」
指を指して教えてくれた。
「えっ?
どっちに居たの?」
美桜の指を指した方を見ると
アイツを見つける。
海水パンツに上着を羽織っており
何故か女性達に囲まれているではないか。



