いや、違うから!
そうツッコミたくなったけど
それぐらい手際がいいのは確かだ。
「あんたって、料理とか作れるんだ?」
「あっ?当たり前だ。
ずっと一人暮らしをしていたんだから
出来なくてどうする」
アイツは、ザクザクと切っていく。
あら?
でも、家政婦が居たじゃない。
「でも、今まで家政婦を雇っていたんでしょ?
なら作る必要も無かったのではないの?」
私は、何気に尋ねてみると黙ってしまった。
えっ?
ちょっと無視しないでよ!?
「ちょっと…人のは…」
「いちいちうるさい。
黙って座っていろ」
ムカッとする。
「な、何よ、ちょっとぐらい
教えてくれてもいいじゃない。ケチ!!」
どうして、この男は
そういう言い方しか出来ないのかしら?
ムカつく…。
ムスッとしながら居ると美桜に
「ママ、ぷんぷん?
ぷんぷんは、メッよ?」
そう言って怒られてしまった。



