「アハハッ…そうね。
美桜ハンバーグ好きだし」
嫌だわ。笑いが止まらない。
「お前は笑い過ぎだ!」
アイツは、ムスッとする。
ちょっといい気味かも
「ねぇ、そのハンバーグ私も食べたいわ。
私の分はないの?」
アイツが作ったハンバーグを食べてみたい。
「はぁっ?治りがけなのに
そんな脂っこいのを食べる気かよ?」
「もう大丈夫よ。
熱下がったら食欲も湧いてきたし」
実際にお腹が空いてきた。
喉も渇いてきたから水が飲みたい。
「ったく…現金な奴だな」
ハァッとため息混じりに言われる。
フフッ…この男が作ったのを食べるなんて
まるで上下関係が代わったみたいで
得した気分じゃない。
楽しまないと損しちゃうわ。
そう思うとなおさら笑みがこぼれた。
私は、リビングに向かう事にした。
気分がいいため鼻歌を歌いたい気分だわ。
キッチンに向かいミネラルウォーターを出そうと
冷蔵庫を開けるとトレーには、
焼くばかりのハンバーグが入っていた。
形もいいしお店にありそうな出来だ!



