「美桜。ご飯食べたのよ」
ベッドからひょこり顔を出してきた。
背伸びをしていたが、その内によじ登ろうとする。
だが、グイッとアイツに掴まれ防止させられる。
「ダメだ。そこに居ろ」
「やぁ、ママといっちょ…」
ジタバタと嫌がった。
仕方がないという表情でひょいと
抱き上げると
「ママ見えた」
美桜は、満足そうにしていた。
私は、渡されたお粥に口をつけた。
「美味しい…」
「それ食べてさっさと治せ。
コイツがピーピーうるさくて仕方がない」
迷惑そうな表情をするが嫌では無さそうだ。
それは、美桜を見る表情で分かる。
「……。」
黙ってお粥を食べた。
寝たせいか…残さずに食べる事が出来た。
出された風邪薬を飲むと
「これだけ食べれるなら大丈夫だろう。
後は、とにかく寝ていろ」
そう言いペタッと強引に冷えピタを
おでこに貼られた。
ひんやりと冷たく気持ちがいい…。
「あ、ありがとう」



