「で、でも…」
アイツに任せるのも不安だわ。
「いいからさっさと行け」
そう言い無理やり追い返された。
「ちょっと…」
渋々リビングを出ようとすると
「ママ…美桜もいっしょ」
また美桜がぐずり出してきた。
何だか後ろ髪が引かれる思いだった。
部屋に戻るとまたベッドに横になる。
本当に大丈夫かしら?
不安に思いながら
ハァッ…とため息を吐いた。
ぼんやりとしていると
30分後ぐらいにアイツが入ってくる。
後ろには、美桜もくっ付いていた。
「おい。お粥作ったが食べられそうか?」
「えっ…お粥作ってくれたの?」
驚いてしまう。
「何か食べないと薬飲めないからな。
少しでもいいから食べろ」
テーブルに置くとお粥をお椀によそってくれる。
そして渡してくれた。
「あ、ありがとう…」



