「えっ…?」
ドクンッと心臓が高鳴った。
「急に家が静かになると調子が狂う。
ほら、いいから帰るぞ!」
そう言い私の腕を掴まえてきた。
「ちょっと!?」
な、何なのよ!?
「行くぞ!」
グイッと強引に歩こうとするアイツ。
「ちょっと、待って
か、カバンが…」
「早くしろ」
無茶を言わないでよ!!
手を振り解こうとするが
ギュッと握られて取れない。
結局。私は、アイツの自宅マンションに
帰る事になってしまった。
帰り道。辺りは、真っ暗になってしまったが
商店街の光りが眩しく私達を照らしていた。
ギュッと握られた手は、温かい。
「ど、どうして迎えに来たのよ!?
静かなのが嫌なら
別に女を連れ込めばいいじゃない」
わざわざ私達を迎えに来なくても



