そうしたら
また電話が鳴り出した。
「えっ…?」
スマホを見るとまた、アイツからだった。
何度電話が来ても同じよ…。
だが、そうしたらガンガンッと
ドアが叩かれた。
ビクッ!!
いきなりだったので心臓が飛び出るかと思った。
美桜も驚いて私にしがみついてきた。
「おい、そこに居るんだろ!?
開けろ」
その声は…山城直輝!?
何故?
私達の居場所が分かったの!?
教えていないのに…。
「あ、おじちゃんだ!」
美桜がアイツだと気づき
ドアに駆け寄って行った。
「あ、待ちなさい
美桜!?」
慌てて美桜を追いかける。
「そこに居るのは、分かっているんだぞ?
梨花」
えっ…?
アイツが私の名前を呼んできた。
驚いてどうしたらいいか戸惑ってしまう。
「ママ…開けて」
美桜が私に言ってきた。
本当は、開けたくない。
気まずいし…だが開けないと
周りの迷惑になってしまう。



