「あ、美桜。
拾ってはダメよ!?」
慌てて取り上げようとするが、
美桜は、触ってしまい電話が繋がってしまった。
しまった!?
そう思うがもう遅い。
恐る恐るスマホを耳に当てると
『おい、今何処に居るんだ?
早めに帰って来たら誰も居ないって
どういう事だよ!?」
怒ったような口調だった。
怒っている……。
だけど
「悪いのだけど…帰らないから」
そう一方的に言うと電話を切ってしまう。
これでいい。
これ以上関わったらダメなのよ!
復讐や生活のためと割り切ってたけど
もう限界。
苦しい…。
涙がポロポロと出てしまう。
「ママ…?」
美桜は、不安そうに私を見つめた。
私は、美桜をギュッと抱き締めた。
しばらく泣き続けた。
その後
美桜に夕食を食べさせる。
私は、食欲が無いため
あまり食べなかったけど
食べてる姿を見て
新しい仕事先とアパート見つけなくては……。
この子のためにも



