「い、いや…テンションから喜び方まで
そっくりだなと思って。さすが親子…」
ど、どういう意味よ…それ!?
何だか恥ずかしくなってきた。
「まぁ、そっちの方がいいが…」
そう言いながら美桜を抱き上げた。
そっちの方が…ってどういう意味でよ!?
そうしたらアイツは、
スタスタと勝手に歩き出した。
「あ、ちょっと…待ってよ!?」
私は、慌てて追いかけた。
「で、一体何に乗るんだよ?
来たのなら何か乗る気だったのだろう」
えっ?
もしかして一緒に乗ってくれる気なのかしら?
「えっと…まず近くの切り株列車旅を…」
「ふ~ん。なら行くぞ」
素っ気ない態度だが
一緒に乗ってくれる気らしい。
「……。」
意外…こういうの嫌いそうなのに。
不思議に思いながら乗り物の列に並んだ。
『切り株列車旅』とは、
切り株の小型な乗り物に乗りゆっくりと
川を流れるように旅をするアトラクションだ。



