その後。
夕食が出来てもアイツは、部屋から
出て来なかった。
何よ…拗ねたっていうの?
私は、悪くないし…あんな奴は知らないんだから
「ママ。おじちゃんと
にゃかにゃおりしないとダメよ?」
「えっ…?」
あれから美桜を寝かせるためにベッドに行くと
美桜が突然にそんなことを言い出した。
そう言われてもアイツと仲直りなんて
冗談ではない。
むしろ嫌われる方がいいのよ。
それが復讐になるのなら
「美桜…ママは、おじさんと
仲直りする気はないの」
「どうちて?」
「だって…おじさんは、パパに酷い事をしたから」
アイツが、会社を乗っ取ったりしなかったら
死ぬ事なんてなかった。
だから許せない。
「おじちゃん…悲しちょう…だったね…」
そう言いながらスヤスヤ眠り出す我が娘。
悲しそう…?アイツが!?
美桜…あなたは、何を言っているの??
アイツが悲しそうにしてる訳ないじゃない。



