はぁっ?
そこまでする価値ってどういう事よ?
「主人の事を悪く言わないでよ!!
価値とか、あなたに何が分かるというの!?」
隆史の悪口を言うなんて信じられない。
だが、それ以上黙ったまま
何も言わないアイツだった。
そうしたらガタッと立ち上がる。
ビクッ!!
何よ…怒ったって
「ふぇぇっ…うぇ~ん」
すると美桜は、突然泣き出した。
えっ!?
「ちょっ…美桜。
どうしたの?急に泣いたりして」
慌てて美桜を抱き上げた。
「ふぇっ…ママ…と…おじちゃん
喧嘩…ちぃないで」
泣きながら必死に訴えてきた。
「…美桜…」
どうしたらいいか戸惑ってしまう。
ムカつくけど…美桜が泣くし
「もう…いい。
この話は無しだ」
髪をグシャッとかきむしると
リビングから出て行ってしまった。
「……。」
何よ…アイツが悪いんじゃない。
私の指輪を隠したから
なのにあの態度は、何なの!?
まるで私が悪いみたいに…。



