そして放課後


「来たんだ」

「うん、だって健太が…んっ」


風龍以外の人とのキス。
ほんとはやだった。

「んっ…ふぁっ…ん〜…」


苦しいっ。

「はぁっはぁっ……けん、た…く、るし、い」

「黙って」


制服のリボンとボタンが外される。

「あはんっ…んんっ………いやんっ」

ブラジャーの下から、胸を揉んでくる。


「美優の声…エロい。甘い声。」



パンツの上からだけど、後ろから、撫でながら、挿れてくる。

「んんっ!…はぁっ!……もーだめっ!…ふうっりゅ、うっ!」


クラクラしてきたその時。

「ガシャンっ!」


振り向くと、そこには風龍がいた。

「…なに、やってんだよぉっ!!」


キレていた。

「な、んで…」

「なんでってなんだよっ!!」

「なんでっ!?
風龍だってっ!毎日毎日私以外の女子を家に呼んで、ヤってるくせにっ!!

私が話しかけたら、冷たくするのに、なんで他の女子には優しくするのっ!?

私に優しくしてよぉっ!!

風龍が、他の女子とヤってたって、キスしたって、イチャイチャしたって、私は我慢してたっ!!

なのにっ!なのにっ!

なんで、親友となのっ!?

私じゃ不満だったっ!?

だったら、そーいってよっ!

目障りっ!?迷惑っ!?

私は、ずっと、風龍が好きだったのにっ!
大好きなのにっ!!

なんで私がヤってたらキレるの!?

いみわかんないよぉ……!

風龍なんて大ッ嫌い…!最低…!」 


「美優…ごめん」

「あやまらないでよ…あやまってすむとおもってる?
冗談じゃない!
私がどれだけきづついたかわかる?」

気づいた時には、涙があふれていた。


「風龍が、大好きなんだよ?

大好き、だった、よ、?

風龍。小路、別れよ?」

「は?」

「別れよ…?」

「おれは、みとめねぇー」

「もー、わかれたからっ!」


私は、走って逃げた。

行く宛もないのに…。