BBQの日がきた。
「みんな揃ってるか?
揃ってる班からバス乗ってけ〜」
「なー!バス、1番後ろの席座ろうぜ!」
悠汰がはしゃいでる。
「おう!4人で占領したろうぜ!」
竜也も賛成した。
最近、今までの3人と悠汰の4人でいることが多い。
竜也は男だ!って嬉しそうだった。
私たちが1番後ろに座って騒いでいると先生が来た。
「おい悠汰。そこ俺が寝るとこなんだけど。どけよ」
「えー!やだよ!せっかく4人一緒に座れたんだから!
あ、なら真輝も一緒に座る?ここ5人席だろ?」
「座る。」
先生は不貞腐れた子供みたいに座るって言った。
なんか可愛いかも…
「となり座るな」
ちょうど私の隣が空いていた。
そこに先生が座った。
近い!近い!
近いよ先生!!
肩があたってるよ!
なんかドキドキする…//
…ん?
なんでドキドキするんだ?
何故かドキドキするかわからない私は不思議な気持ちになった。
「なぁ、杉浦?」
「はい!?」
先生にいきなり喋りかけられて私はびっくりした。
「ぷぷっ
びっくりしすぎ!!杉浦おもしろいな」
「先生がいきなり喋りかけるからじゃないですか〜!」
「ごめんごめん!
俺、いまから寝るからついたら起こしてね。」
先生はそんなことを言って寝始めた。
私は目的地につくまでずっと無邪気に笑う先生の笑顔が頭から離れなかった。
