「明日、友達できるといいね」 優しく笑顔で言う執につられて私もぎこちなく笑った。 「執は?もう、友達できたの?」 執は私と違って社交的だ。 特別明るいわけじゃないけど、優しいオーラが出ている執の周りには人が集まる。 「中学の頃、同じ部活だった奴がいてさ結構そいつ顔広いから、何人かとは喋ったかな」 前を向きながら、普段通りの表情で答えていた。 執にとっては新しい人と喋ることはそこまで特別なことではないんだろうな。 執はそうゆうのに慣れてるから。