兎に角。
今は余計な事を考えるのは止めよう。雑念滅却煩悩退散!と頭を左右に激しく振って、真っ直ぐに前を向き直した。
『ふふ、』
完全に一人コントよろしく状態だった俺に、目の前。とは言っても勿論画面の向こう側だけど。和也はふわりと柔らかい笑みを浮かべ、口許を手で覆う。
『取り合えず全部ウワサみたいなンだケド』
「…お、おう!」
『有り得なくも無い感じがするやつから言ってくヨ。出来れば、記録して貰えるとありがたいかな?』
「わーった、んじゃ聞きながら文字起していくわ。あ!なるべくゆっくり喋ってくれよ?」
『モチロン』
「おーっし!」
『じゃあ、いくよ』
こうして俺は、
和也の口から語られていく俄かには信じられないような話の内容を。懸命に、必死に記録していった。
途中で辛抱堪らず質問してしまったり、自分の意見を言ったり。和也の意見も求めたりと。かなり脱線してしまったから、文字数を考えると有り得ない時間を喰ってしまったけれど。それでも和也は、
文句の一つも言わずにゆっくりと、丁寧に、聞き取り易い声で終始話を進めてくれた。
ぶっちゃけ。
俺のタイピングがもう少し早ければ、時間は半分ぐらい短縮出来たと思う。
あと、最初から和也が文字に起こしてくれた方が早かったんじゃないかとかは、口が裂けても言ってはいけない。
頼られる事がさ、嬉しかったんだから。
授業でもこんなに頑張った事がない俺だけど、和也の為ならって。頑張れたから。
今は余計な事を考えるのは止めよう。雑念滅却煩悩退散!と頭を左右に激しく振って、真っ直ぐに前を向き直した。
『ふふ、』
完全に一人コントよろしく状態だった俺に、目の前。とは言っても勿論画面の向こう側だけど。和也はふわりと柔らかい笑みを浮かべ、口許を手で覆う。
『取り合えず全部ウワサみたいなンだケド』
「…お、おう!」
『有り得なくも無い感じがするやつから言ってくヨ。出来れば、記録して貰えるとありがたいかな?』
「わーった、んじゃ聞きながら文字起していくわ。あ!なるべくゆっくり喋ってくれよ?」
『モチロン』
「おーっし!」
『じゃあ、いくよ』
こうして俺は、
和也の口から語られていく俄かには信じられないような話の内容を。懸命に、必死に記録していった。
途中で辛抱堪らず質問してしまったり、自分の意見を言ったり。和也の意見も求めたりと。かなり脱線してしまったから、文字数を考えると有り得ない時間を喰ってしまったけれど。それでも和也は、
文句の一つも言わずにゆっくりと、丁寧に、聞き取り易い声で終始話を進めてくれた。
ぶっちゃけ。
俺のタイピングがもう少し早ければ、時間は半分ぐらい短縮出来たと思う。
あと、最初から和也が文字に起こしてくれた方が早かったんじゃないかとかは、口が裂けても言ってはいけない。
頼られる事がさ、嬉しかったんだから。
授業でもこんなに頑張った事がない俺だけど、和也の為ならって。頑張れたから。



