名もなき傍観者

約束を交わした二人は、再び布団に潜り込んだ。
お互いの体温を確かめ合い、甘いムードに切り替わる。



「てっちゃん、今日はね、私にとってすごく幸せで、大切な日になった。」



「そうか、それは良かった。」



「だからね、今日は頑張るよ。てっちゃんの事ちゃんと受け入れたいんだ。」



「わかった」



二人は体を重ねた、唇を重ねた、心を重ねた。
お互いの想いをぶつけ合うように。
ひまりは痛みを堪えながらも、幸せな笑みを浮かべた。





「……てっちゃん、大好き。」




「俺も大好きだぞ。ひまり。」