許されること。 それがどんなことよりも痛かった。 罵られることよりも、馬鹿にされることよりも、母親に殴られることよりも…。 カズヤがあたしを守ってくれた。 昔も、今も。 あたしは大きくなったカズヤの背中に頬を当てて呟いた。 「もう一度キスして」