自分でも今、何がおきたのか分からなかった。本当に殺したのは初めてで、どうすればいいのかわからない。
「どうすればいいの」
私はそのまま逃げてしまった。
 次の日、ニュースになっていた。 
 それからというもの、私には七瀬理花ではなく、「死の女」と呼ばれた。